1.新たに4万3272人が感染 新型コロナ、7日連続で前週上回る |
新型コロナウイルスの国内感染者は18日午後7時半現在、新たに4万3272人が確認され、5日ぶりに4万人を超えた。:10月18日 朝日新聞デジタル
9月から減少化していた新規感染者数が下げ止まっているが、年末の第8波とインフルエンザウイルスの同時流行も懸念されている。新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省は19日、現在5カ月以降としている接種間隔を、3カ月以降に短縮することを決めた。
10月11日から水際対策が大幅に緩和され、旅行需要喚起策「全国旅行支援」もスタートした。成田空港では免税店は円安も追い風に外国人旅行者が増化しているが、一方モールでは人手不足で多くの店が閉店している。
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2.大企業健保、負担増へ 65〜74歳医療費 厚労省検討 |
厚生労働省は、65〜74歳(前期高齢者)の医療費の費用負担について、給与水準が高い大企業の社員が加入する健康保険組合の負担を増やす検討に入った。 毎日新聞:10月13日
費用負担の算定方法を「加入者数」から「総収入割」にすることで、協会けんぽの負担を軽減する目的がある。75歳以上についてはすでに導入されている。
高齢者の医療費が膨らむなか、現役世代の負担は重くなる。財政的に余裕のある健保組合により多く負担してもらいながら、賃金の異なる被用者保険間の格差を是正したい考え。
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3.保険証、24年秋にマイナンバーカードと一体化 政府発表 |
河野太郎デジタル相は13日の記者会見で、現行の健康保険証を2024年秋をメドに廃止すると発表した。 日本経済新聞:10月13日
総務省は、マイナンバーカードの取得率が18日時点で50・1%となったと発表したがまだ半数で、取得した患者が初診時に携帯しているのはさらに低い。
日本医師会の松本吉郎会長は19日の会見で、「(廃止時点で)マイナンバーカードがすべての人に行き渡っているのかという懸念が全国の医師会から寄せられている」「保険料をちゃんと払っているにもかかわらず、保険証を廃止されて適切な時期に適切な状態で受診できないことがもし起こるとすると、国民にとって非常に困る」、一方、マイナ保険証への賛否について問われると、「特別反対していない」と答えた。ただ、「やはりマイナンバーカードがあまり普及していない。現在の状況を考えると、2年後の廃止が可能かどうか、非常に懸念がある」と語った。
23年4月にほぼすべての医療機関と薬局にマイナカードの読み取り機の設置を義務付けているが、申し込みのない医療機関もある。
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4.「歯科技工士」 なり手不足で業界団体が窮状を訴え |
入れ歯などの製作を担い、歯科医療を支えている「歯科技工士」の業界団体は、低賃金などを理由に、なり手不足が進んでいるとして、歯科診療報酬を引き上げることが急務だと訴えています。 NHK NEWS WEB:10月13日
歯科技工士専門学校の入学者数の定員割れや、卒後の離職率の高さを考えると早急の対策が求められる。
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