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日本歯科大学メールマガジン
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第349号 2016年10月24日
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10月29・30日(土・日)   富士見祭 東京校
11月1日(火)   6年全国統一模擬試験 東京校
5年後期授業開始 新潟校
5日(土)   ・山形県校友会総会 学術講演会 鶴岡市 湯田川温泉 久兵衛旅館
・北陸地区会員大会 加賀市 瑠璃光
7日(月)   6年特別授業開始 東京校
9・10日(水・木)   6年本試験③ 新潟校
10日(木)   5年校友会・学生会 特別講義 東京校
12日(土)   ・信越地区歯学研修会 松本市 ホテルブエナビスタ
19日(土)   冬期球技大会 体育館 東京校
 

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1.「役員会からの掲示板」のページを更新しました。(10/20)
2. メールマガジン348号を掲載しました。(10/17)

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ホームページ「Hobbyな人々」に掲載します

 
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速報!創立110周年記念全国校友大会 開催される

 10月22日(土)に帝国ホテル東京で開催された創立110周年記念全国校友大会に、校友会の会員は1641名、来賓の先生は110名の合計1751名が参加した。
 午前の記念式典は開式の辞(小山理副会長)で始まり、続いて次の式辞を近藤勝洪会長が述べた。

会長式辞

 「本日ここに、日本歯科大学創立110周年記念全国校友大会を開催するに当たり、ご臨席いただいた、日本歯科大学理事長・学長・中原泉様はじめご来賓各位、会員の諸先生に心より感謝申し上げます。日本歯科大学校友会を代表して、母校の創立110周年並びに創立者中原市五郎先生生誕150年を心からお祝い申し上げます。
 日本歯科大学は明治40年に中原市五郎先生の下に創立され、先の大戦、大震災をはじめとする幾多の困難を乗り越え、現在、2つの歯学部、2つの大学院、3つの病院、2つの短期大学、そして医の博物館、摂食・嚥下に特化した口腔リハビリテーション多摩クリニックなど、世界最大の歯科大学となり本年、創立110年を迎えたのであります。日本歯科大学校友会は、母校の発展を心から願う会員の強い紳と団結力により、長崎普賢岳大火災流、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震等で会員が被災した際、どこよりも早く、強く会員を支援してまいりました。
 校友会は、校友会主催による母校の創立110周年を迎えるに当たり、100周年記念行事終了後から、周年事業のあり方について検討を開始し今日を迎えています。110周年記念事業の柱として、母校日本歯科大学に対し、全会員の気持ちとして育英基金2500万円を寄付することといたしました。9000名の全国の校友会会員は、母校のさらなる発展を心から祈念し、母校とともにあることを、ここに誓うものであります。
 結びに、本校友会に対しご支援ご協力をいただいている御来賓各位、企業、報道関係の皆様に御礼申し上げますとともに、ご出席いただいた皆さまのご健勝を祈念し式辞といたします。」
 続いて中原泉理事長・学長が挨拶をされた。

学長挨拶

 「さて、歯科医師法という身分法が、医師法とともに公布されたのは、明治39年でした。この年を起点として、歯科界の110年を辿ります。当時、明治40年には全国の歯科医師総数は、913人でした。その年の日本の人口は4千7百万人でしたので、歯科医師1人に5万2千人でした。歯科医師過少どころか、皆無といってよい惨潜たる状況でした。私は、これを歯科の歴史上、第一の危機の時代と位置づけています。
 当時、制令に基づく医学校は14校ありましたが、歯科医学校は0でした。歯科関係者は再三にわたり、国に官立歯科医学校の設立を請願しました。しかし、歯科は富国強兵に関わらずとして、一顧だにされませんでした。そのため、事態を憂うる開業医の有志が立ちあがり、明治期に4校、大正前期に2校の私立歯科医学校が創立され、わが国の歯科医師養成の源流となりました。
 第二の危機は、終戦後の昭和20年でした。歯科医師数は2万4千人、人口7千2百万人で、一人対3千人でした。人口比は3千人ですが、実際の罹患者数は数えきれなかったでしょう。GHQにより2校の歯科医学専門学校が廃校となり、残った私立4校、国立1校、公立1校で、荒廃した戦後の歯科医療に対応したのです。
 第三の危機は、昭和40年に歯科界を襲いました。皆保険等により患者さんが激増し、う蝕が洪水のようにあふれ、歯科医師が足りないと叫ばれました。歯科医師数は3万5千人、人口9千9百万人で、一人対3千3百人でしたが、実際には患者さんはゆうに一人対5千人を越えていました。歯科大学・歯学部は、私立6校、国立2校、公立1校の9校でした。
 ここに至って、歯科医療を軽視してきた国は大あわてし、昭和40年と42年に5校の国立歯学部を急造しましたが、焼石に水でした。そこで内々に、私立歯科大学に第二歯学部を増設してほしい、とまことに場当たりな要請がありました。これに応えて、昭和45年から48年の4年間に、8校の私立が次々に新設されました。総数は23校となり、8年足らずで3倍に急増したのです。昭和50年頃には歯科医師過剰になると騒がれはじめましたが、その後、国立4校、私立2校が加わり、現在の29校になりました。歯科の歴史上、歯科医師過少から一気に、歯科医師過剰といわれる時代に突入したのです。平成26年には歯科医師数は10万3千人、人口1億2千万人で、一人対千2百人となりました。歯科界第四の危機です。
 今や高齢者や有病者の口腔ケアの時代、口腔感染症と全身疾患にかかわる口腔リハビリの時代、40%に達する8020に伴う老人多歯の時代になりました。この疾病構造の変化による業務の拡大、国家試験の抑制による参入歯科医師の減少により、これから15年後には歯科歴史上、ふたたび歯科医師過少の時代が到来するでしょう。
 その第五の危機に対応するのは、誰でありましょうか。私は、決して過去に拘泥しているのではありません。110年間にわたって私立の果たしてきた役割を、正しく評価すべきであると申しあげているのです。
 たとえれば、歌舞伎の忠臣蔵は、吉良邸打入りの時から観れば、47人の強盗団が一人のか弱い老人を斬殺したという安っぽい寸劇にすぎません。けれども忠臣蔵は、江戸城松の廊下にはじまり、数々の浪士たちの辛酸をへて、打入りに至る深みのある長い劇なのです。ですから、松の廊下から打入りまでを観なければ、忠臣蔵を理解したことにはなりません。この忠臣蔵と同様、私ども私立は、打入りだけを捉えたような短絡な議論には、納得できないと申し上げたいのです。
 続いて挨拶(勝海一郎 歯学会会長)があり、中原市五郎賞の授賞式が行われた。中原市五郎賞は、日本歯科大学の創立110周年を記念し、校友会と歯学会の共同事業として企画された。本賞は、日本歯科大学の創立者である中原市五郎先生を記念して創設され、歯科界のノーベル賞たる最高の栄誉として、歯科医学・歯科医療の発展に偉大な業績を残された方を顕彰することを目的としている。今回受賞された周汝川先生は、日本歯科大学の前身である日本歯科医学専門学校を昭和15年にご卒業し、本学で教職を務められた後、故郷の台湾台中市でご開業された。当時、台湾の歯科医師数は少なく、中原實元学長に啓発されて歯科医学の教育機関設立を決意し、昭和35年に私立中山牙医専科学校を設立、その後、医科を増設して、平成11年には中山医学大学になった。
 中山医学大学は、現在、歯学部、医学部を中心とした5学部、20学科、6研究所、4附属医院、学生総数8300人を擁する世界でも最大規模の医科系総合大学に発展している。周先生は、台湾の複雑な政治事情の中、私学の反骨精神を貫き、また抜きんでた創造力、行動力、強力なリーダーシップにより同大学の発展に専心し、創立以来、53年間にわたり理事長を務め、今日の発展の基礎を築かれた。周先生は2万人に及ぶ日本歯科大学の卒業生の中でも、歯学、医学の発展への貢献とその業績は傑出しており、また母校日本歯科大学への愛校心は並々ならぬものがあり、中原市五郎賞の最初の受賞者として最もふさわしい方である。周先生は平成24年に95才でお亡くなりになられており、ご子息で中山医学大学理事長の周明勇先生が受賞された。

中原市五郎賞

 次の校友会表彰は受賞者39名を代表して髙𣘺省治先生(61回福岡県)に表彰状が授与され、育英基金贈呈では近藤会長より中原理事長・学長へ目録が贈呈された。次にこの10年間に亡くなられた1227名の校友物故者への黙とうの後、来賓からの祝辞(牧野利彦日歯副会長、村上慎一郎全国歯科大学同窓・校友会代表 鹿児島大学歯学部同窓会会長)と来賓紹介があり、最後に閉式の辞(西村正美副会長)となった。引き続き開催された記念講演と記念祝賀会についてはメールマガジン350号に記載します。
 なおこの大会の様子は校友会ホームページに下記の動画を順に掲載します。
・創立110周年記念「110年のあゆみ」
・中原市五郎生誕150年「中原式咬合器の開発」
・記念式典 式辞 近藤勝洪会長
・記念式典 挨拶 中原泉理事長・学長
・記念式典 中原市五郎賞の授賞式
・記念講演 「日本歯科大学第一回卒業生の足跡」中原泉理事長・学長
・記念講演 「バイオ再生医療のパラダイムシフト」中原貴教授

 
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レセプト1枚あたりの点数頻度、在宅診療が伸長、デンチャーは減少 社会保険指導者研修会
 10月19日 DENTAL VISION

 平成28年度社会保険指導者研修会が10月17日、日本教育会館で開催された。厚生労働省の鈴木康裕保険局長、日本歯科医師会の堀憲郎会長があいさつを述べたのち、講演は「~これからの歯科医療を取りまく新技術~平成28年度診療報酬改定で保険収載された新技術  ICTを活用した歯科医療と医療連携」をテーマに全6題が行われた。
 日歯の遠藤秀樹常務理事は、演題「歯科医療の現状」の中で、平成12年度から平成27年度までの歯科医療費動向について解説。「レセプト一枚当たりの点数頻度を見ると大きく伸びているのは在宅診療で7.5倍。最も減少幅が大きいのは補綴系のデンチャーで、高齢者は増えていてもデンチャーは減少している。高齢者でもかなり歯が残っており、患者側も長期間の維持・管理を目的とした通院行動が増えているのではないか。また、中高年層の健康意識の変化が高齢者の受診率の高まりに繋がっていると考えられる」と見解を述べた。 

 
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