第24回参議院選挙の投開票が7月10日（日）に行われ、歯科医師では埼玉選挙区で立候補した自民党の関口昌一氏は898,827票でトップ当選した。比例区で民進党から立候補した西村まさみ氏は38,899票で落選した。全体では改選議席121のうち、自民党が56議席、公明党は14議席を獲得、民進党は32議席を獲得したが改選46議席を割り込んだ。
　関口氏は平成15年の補欠選挙で初当選以来、今回で4期目となる。西村氏は今回の選挙戦では日本歯科医師連盟からの推薦がなく、6年前より組織支援が少ないのが影響した。開票後の西村氏のコメントは「この度は、大きな支援を賜りましたが結果を出すことができませんでしたこと、衷心よりお詫び申し上げます。厳しい結果でしたが、これからも前を向いてしっかりと進んで参りたいと存じます。変わらぬご厚情と、ご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。」であった。

　第110回歯科医師国家試験の日程と64人の試験委員を厚労省が発表した。試験は来年2月４・５日の両日で、試験場は北海道・宮城県・東京都・新潟県・愛知県・大阪府・広島県と福岡県の８カ所で実施する。
　受験希望者は、必要書類を平成28年11月1日から30日までに試験地を管轄する地方厚生局に提出する。試験の合格者は、平成29年3月17日午後2時に厚生労働省および地方厚生局にその受験地および受験番号を提示して発表する。
　試験委員で日本歯科大学所属の先生は次の通り。生命歯学部は新井一仁教授と菊谷武教授、新潟生命歯学部は五十嵐勝教授と小松崎明教授。